外国語学校の講師が休憩時間も労働したとして賃金求め集団提訴

英会話スクールの外国人講師22人が、レッスン間に設けられた5分の休憩時間も働いているとして、運営会社にその分の賃金の支払いを求め、東京地裁に集団提訴していることがわかりました。

訴えによりますと、1レッスンは40分で、予定通りにレッスンをこなすには休憩時間中も、教材として使うタブレット端末の準備が欠かせず、また直前に終わったレッスンの生徒の質問も受け付けていることから労働時間にあたるとし、1人当たり最高で約350万円を請求しているということです。講師側が組合を通じ改善を申し入れたところ、会社は今後、休憩時間分も一定額を上乗せすると回答しましたが、過去分の支払いについては拒否しているということです。