パートに月139時間の残業強制

東京・亀戸労働基準監督署(眞鍋克裕署長)は、パート労働者に違法な長時間残業をさせたパン製造販売業を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で東京地検に書類送検した。1日の所定労働時間が6時間のパート労働者に対して、1カ月当たり59時間(厚生労働省の基準「時間外労働の限度に関する基準」をオーバーしています。)厚生労働省の違法な時間外労働を含む最長139時間の残業をさせていたうえ、残業代も3割程度しか支払っていなかった。脳疾患を発症した労働者の労災請求から明らかになりました。

残業を削減するために変形労働時間制の導入などを検討していきましょう。

所定労働時間とは、会社と従業員が就業規則や雇用契約書によって決めた労働時間
法定労働時間とは、1日8時間以内、1週間40時間以内

<参考>残業時間には、厚生労働省から基準が出ています。「時間外労働の限度に関する基準」です。
gendokijyun